Hermès Bracelet : Boucle Sellier
¥390,000 ($2,470.44)
【商品名】
Vintage Boucle Sellier
【商品説明】
ブックルセリエ(boucle sellier=馬具職人のバックル)は1946年に生まれたエルメスの金具です。
馬具の帯留めに着想を得て、当初は革小物の金具として、その後ジュエリーへ展開されました。
シルバーのブレスレットはベルトそのものを様式化したもので、平たく捻ったコマを連ねた喜平(maille gourmette)をベルト本体に見立て、ピン付きのバックルと剣先で留めます。
馬具と装身具というエルメスの二つの領域をそのまま一本に繋いだモデルで、ジャック・ランファン著『Livre de la chaîne』(1996年)135頁にも写真付きで収録されています。
ファクトリーマークは一部しか残っておりませんが、後述の年代や工場カタログと比較した結果、製作はガエタン・ド・ペルサン(Gaëtan de Percin)工房と推測いたします。
ブックルセリエは60年代から80年代にかけてこの工房で作られていました。
本品は蟹の検定印が2個、ベルト裏に「HERMES」のブロック体署名という構成です。
仏の鑑定付き販売記録では、ピン留め型のBoucle Sellier+蟹マーク+「HERMES」ブロック体の組み合わせが70〜80年代のGaëtan de Percin製として記載されており、本品はこれに一致します。
蟹はフランスの公的検定印のうち小型シルバー製品に用いられるもので、純度800/1000以上を保証します。
加えてこの個体は赤黄色に硫化している箇所が多いため亜鉛を多く含んだシルバー800で、かつ青白いシルバー800の個体と比較して塩素や湿気が高い地域で保管されていたものと推測されます。
留め具はピン付きバックル(boucle ardillon)と剣先の組み合わせで、ベルトと同じ手順で穴にピンを通して留めます。
喜平のコマは互いに密着せず、コマの間に空きを持たせた開いた組みで、後年の平打ち喜平とは異なる初期からの構成です。
この空きがチェーンの可動域を広げ、手首の動きに沿って平らに落ちます。
【サイズ】
長さ 25cm
重さ 51.2g
※当時のモデルとしてはかなり大きなサイズのため、大型の方がスペシャルオーダーされた可能性もございます。
【年代】
1970〜1980年代
【工房】
Gaëtan de Percin
【ホールマーク】
蟹×2























