Hermès Key Chain : Quidrille
¥280,000 ($1,773.65)
【商品名】
Vintage Hermès Key Chaine : Quadrille (カドリーユ)
【商品説明】
Quadrille は、撚り線(torsade)で作った楕円のコマを連ねるエルメスのシルバーライン。
仏の鑑定記録では1960年頃の作として記載され、ブレスレットが主に知られていますが、キーチェーンはその同じコマを用いた小物です。
本品は Quadrille のコマ2つを介して、上部にスナップフック、下部に舟索の目(アイスプライス)を模した雫形の飾りを吊るしています。
飾りの内側に無垢のリングが入り、外周を撚り線が取り巻く構造は、船のロープの端に金具(thimble)を入れて綱で編み込む「cosse」の造形を思わせます。
錨鎖や馬具と並ぶ、エルメスの「道具を装身具に翻訳する」系譜にあります。
製作は Gaëtan de Percin(1904–1994)の工房です。1938年5月31日に「G・十字・P」のメーカーズマークを登録し、パリの 36 rue des Petits-Champs に工房を構えました。
カフリンクス、キーチェーン、マネークリップなどの小物を専門とし、Lacloche とエルメスの下請けを務めたほか、Boivin、Boucheron、Cartier、Chaumet、Tiffany、Van Cleef & Arpels にも納めています。
エルメスでは1938年の最初の Chaîne d'ancre ブレスレットを製作した工房として知られます。
de Percin 製のエルメス小物はキーチェーンの作例が多く、1950年頃の騎士型、1970年頃のポンポン型など、同工房の署名入り個体が複数記録されています。
本品はスナップフック側面に蟹の検定印が2個、飾りの側面に「HERMES PARIS」の手打ち刻印、Gaëtan de Percinの菱形メーカーズマークを備えます。
蟹はフランスの公的検定印のうち小型シルバー製品に用いられるもので、純度800/1000以上を保証。
Gaëtan de Percin製エルメスの署名入り小物は1950〜70年代に集中し、「HERMES PARIS」表記と蟹印の組み合わせはこの時期の同工房作例と一致します。
エルメスの小物には年号刻印がないため確定はできませんが、コマの形式(Quadrille=1960年頃)と刻印構成から、1960〜70年代の作と判断しています。
スナップフックと飾りに通常使用による擦り傷があり、撚り線の谷に軽い黒ずみが残ります。
フックのバネは効いており、コマの開き・歪みはありません。
【年代】
1960〜1970年代
【サイズ】
長さ 8.9cm
重さ 32.4g
【素材】
Silver 800
【メーカーズマーク】
Gaëtan de Percin
【ホールマーク】
蟹x2















